いまさらだけど、iPad Air 4(とMagic KeyBoard)を買った。
これが「MacBook Proを持ち出すほどではないが、出先で少し作業をしたい」という要望にちょうどよくハマり、最近はよく外に持ち出して使い込んでいる。
そうなると、次に考えるのは「このiPad Air、サコッシュに入れて持ち歩けないだろうか?」ということだ。リュックで持ち出すのもいいんだけど、ちょっとしたお出かけならサコッシュがいいな、と。
そして始まったサコッシュ探し、ついに衝動買いという結末で終了したため、今回はそのサコッシュを紹介したいと思う。
iPad Air用サコッシュ選びの難しさ
「iPad miniを持ち歩けるサコッシュ」ならば、選択肢は少なくない。しかし、iPad Air 4(や iPad Pro 11インチ)となると、少し難しい。
というのも、サコッシュは「小さければ小さいほど、こなれ感が出る」アイテムだと思っている。しかし、iPad Air 4 は、その本体がそもそも十分にデカい。さらにiPad Air 4 を持ち歩くと言うことは、Magic keyboardを付けた状態で持ち歩く、ということを意味するので、厚みも必要になる。
そんなiPad Air 4が「余裕で」入るサコッシュとなると、「こなれ感」どころの騒ぎではなくなってしまう。
つまり、探していたのは iPad Air がぴったり入る程度の、ギリギリを攻めたサイズ感のサコッシュということだ。
衝動買いしたのは TAKEO KIKUCHI の革製のサコッシュ
そして、いくつものカバン屋さんを巡り、ついに見つけたのが、TAKEO KIKUCHI の セレーノ というサコッシュ。
公式には「ショルダーバッグ」という商品名が付与されている。しかし、サコッシュかショルダーバッグか、というのは明確な定義があるわけではなく、言ったもん勝ちな側面が強いと思っている。
私はサコッシュを探していてこのバッグに出会い、これが欲しかったものだと思って購入したため、誰が何と言おうと、私にとってこれはサコッシュなのだ。
外観・質感
生地は本革。
ほどよく光沢があることで、「いいモノ」を使っているという所有欲を満たしてくれる高級感がある。
私が購入したのはブラックだが、他にはネイビー、キャメル、レッド、ブルーと、結構なカラーラインナップが展開されている。
ちなみに、紐は取り外し可能。取り外すと、バッグ側の取付部が目立たなくなるため、サコッシュではなくクラッチバッグとして使えるとのこと。
メインポケット
メインポケットには、スマートフォンやモバイルバッテリーにちょうどよいサイズの内ポケットが2つと、薄い財布などを入れて置けるチャックつきの内ポケットが1つ。
このメインポケットに、こんな感じで Magic Keyboard付きの iPad Air 4 がぴったり入る。私は Apple Pencil を持っていないのだが、Apple Pencil を付けていても入るぐらいの余裕はある。
サブポケット
サブポケットには、内ポケットは付いていない。
ここにはiPad mini 6 がちょうどぴったり入るので、iPad Air 4 と iPad mini 6 を一緒に持ち歩くことも可能。
実際に iPad mini 6 を入れてみると、こんな感じ。
注意点として、このサブポケットは iPad mini 6 がギリギリのサイズ。同じiPad miniでも、iPad mini 5(以前)だとiPad mini 6 より長辺が大きいため、このサブポケットには入らない。
逆にiPad mini 6より小さい端末、例えば Kindle なども入ることを考えると、iPad Pro と Kindle を持ち歩きたい、という、割とありそうな需要には応えられる。
実際に背負ってみて
iPad Air 4(Magic Keyboard付き)、iPhone8、モバイルバッテリー、iPad mini 6 を入れた状態で背負っているのだが、型崩れもなく、パンパンに膨れている感じもなく、とてもクールだ。
とはいえ、だ。やはり写真で見ても分かる通り、これでもデカい。 とはいえ、これですら iPad Air 4 と結構なジャストサイズなわけで、これ以上小さいサコッシュではそもそもiPad Air を持ち歩くことが無理なんだけど・・・。
背負っていても、iPad Air はかなり楽に取り出せる。
サブポケットに入れたiPad mini も、背負ったまま取り出せる。
とはいえ、ここのポケットは iPad mini がギリギリ入るぐらい。ここのポケットに入れるならば、iPad mini 6側にケースはつけておいたほうが良さそう。(チャックの傷でiPad mini 6が傷ついてしまう可能性があるため)
あまり厚みのあるものは入らない
iPad Air 4(とMagic Keyboard)を入れてしまうと、それ以外に厚みのあるものがほとんど入らない。具体的にはiPad Air と RX100M5A(SONYのコンパクトデジカメ)を一緒にこのサコッシュに入れて持ち歩くのは厳しい。
とはいえ、意外とマチもあるし、結構柔らかい革なので、正直、iPad Air 4とRX100M5Aを 一緒に入れても、チャックはちゃんと閉まる。しかし、外から見たらデコボコになるし、そのデコボコ跡がサコッシュについてしまったら勿体無い、という心理が働いてしまい、結局入れることはないだろう。
薄マチなのは分かった上で買っているので、個人的にはあまりデメリットだと思っていないけど、レビューとしては微妙だと感じた点も正直に書いておく。
まとめ
ということで、iPad Air や iPad Pro 11インチの持ち歩きにぴったりなサコッシュを衝動買いしたので、紹介してみました。
iPad Air 4 や iPad Pro 11インチをスマートに持ち歩きたい、とお考えでしたら、本革のスマートなTAKEO KIKUCHI のサコッシュ、おすすめです。
コメント